YA-10Bだけで飛ぶYA-10Bチャレンジが終わりました。骨休めのつもりで、強力な機体に乗るチャレンジをやろうと思っていたので。しかし、その目論見は大はずれでした。
レギュレーションは以下の通りとしました。
- 自機、僚機にYA-10Bを選択できるミッションは、YA-10Bを使用する
- F-5Eしか選べないミッションはもちろんF-5Eで飛ぶ
- HAWKしか選べないミッションはもちろんHAWKで飛ぶ
- 艦載機しか選べないミッションでは特に指定はない。何で飛んでも良い
- MIR-2000Dしか選べないミッション11Bを避けるため、最初のコイン選択は必ずフェイス オブ コイン(表)を選ぶ
- 2回目のコイン選択はどちらでも良い
- 特にRANKは問わない
- 難度はACE
- キャンペーンクリアが目標なのでコインの都合でやらないミッションをやる必要はない
感想・YA-10B §
気化爆弾は反則級の強さです。対地攻撃の切り札であるだけでなく、MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』では空を飛んでいるヘリを撃墜し、MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』では宇宙機であるSOLGまでバラバラにしました。
しかし、気化爆弾を抜きにしても、低空低速の対地銃撃はやりやすく、通常ミサイルも潤沢にあります。なかなか攻撃力のある機体と言えます。
操縦特性の方は、速度が遅く加速は悪いものの、小回りの利く機体なので、ドッグファイトへの適性があります。しかし、加速が悪いため、一度速度が落ちるとなかなか速度が上がりません。ドッグファイト中に速度を落としすぎると、敵機のミサイルに落とされるリスクが大きくなります。YA-10Bでドッグファイトをやる場合には、あらかじめ速度に乗っておき、できるだけ速度を落とさないような空中機動を心がけると良いと思います。最大減速で敵機の背後に回り込むような空中機動は、1対1の空戦でかつ敵機が高加速で逃げ出さない状況でのみ行うべきでしょう。
結論としては……。
YA-10Bを対地攻撃に使うのは、あまりに当たり前すぎます。やはり、通ならドッグファイトでYA-10Bを乗りこなすチャレンジに取り組むべきでしょう。それは、なかなか面白いことだと思います。
各ミッションの結果と感想 §
以下に各ミッションの結果と感想を書きます。
MISSION 05『第三艦隊集結』 §
YA-10B×4
これは強い。
超低空で無理な低速機動を行っても切り抜けられました。失速しても立て直せたし、海面にキスするかと焦った場合も引き起こせました。
やはりYA-10Bは空戦に使っても凄いのです。
MISSION 06『白い鳥I』 §
YA-10B×4
気化爆弾の威力に感動していたら落とされてしまいました。リトライ。
MISSION UPDATE後は、速度の遅さが泣けてきます。B-2Aまで達するのに時間が掛かります。そして、対空特殊兵装が無く、撃墜にも時間を要します。
MISSION 07『サンド島防衛戦』 §
YA-10B×4
気化爆弾2発で敵艦は沈みません。フリゲートすら無理です。
通常ミサイル+機銃の方が効率よく沈められます。
しかし、あえて気化爆弾をシンファクシ浮上前に使い切りました。シンファクシとはじっくり勝負したかったので。
敵艦船は全て撃沈。
しかし、「じっくり勝負」は僚機に気化爆弾を使われて挫折。しかし、敵機の攻撃が熾烈だったので、それでも緊張感のあるミッションになりました。終了時点で通常ミサイル残りゼロでしたし。
MISSION 08『希望という名の積荷』 §
YA-10B×4
マザーグースワンをマップ右端に誘導。時間をめいっぱい確保して空戦。
とはいえ、YA-10Bの場合、あまりに速度が遅すぎていつも通りのやり方では戦えないことが判明。いつもなら、できるだけマザーグースワンから離れたところで敵機を迎え撃つ方法が有効です。(ただし、2機単位で飛んでくる2機を僚機と分担してターゲットすることが条件)。しかし、YA-10Bでは速度が遅く、迎撃が間に合いません。マザーグースワンから離れすぎないことが条件となります。実際、いつも行わないマザーグースワン周辺での空戦も体験しました。
MISSION 09『憎しみの始まり』(制限プレイ) §
YA-10B×4
どの機種でやっても楽なミッションなのに、ましてそれに適したYA-10Bを使えば楽勝すぎ。なので、自機は通常ミサイル、特殊兵装封印。僚機は特殊兵装封印でプレイしてみました。つまり自機は銃撃オンリー。
空戦もしっかり行い、機銃残弾7発でミッションクリア。RANKはBでしたが、しっかり銃撃だけでクリアできるわけですね。
最後の方で、機銃弾が間に合うだろうかと思いつつ、機銃で空戦を挑むかどうか悩むところが面白かったですね。
MISSION 10『見えざる姿』 §
YA-10B×4
この遅いYA-10Bでネームド機を撃墜してクリアできるかと思って挑戦。
結果としては、ネームド機を撃墜成功。
もっとも、多数の戦闘機を撃ち漏らしてのクリアとなりましたが。(それでもRANKはS)
MISSION 11A『報復の連鎖』(制限プレイ) §
YA-10B×4
制限プレイが面白かったので、またやりました。
自機は気化爆弾封印、地上ターゲットは銃撃のみ。僚機は特殊兵装封印。
これは凄い! 低空低速銃撃のやりやすさは想像以上です! 何せ、空港上空を軽く一回りする間に、地上の敵はほとんど姿を消しました。
MISSION 12A『緑海の火薬庫』(制限プレイ) §
YA-10B×4
また制限プレイ。
地上ターゲットは銃撃のみで破壊。僚機は特殊兵装封印。
つまり、TUNNELも銃撃のみで破壊します。
残り時間5'01"というぎりぎりでクリア完了。その時点で敵機は多数残存。地上目標は1つ残してしまいました。機銃弾は121発残っていました。
おそらく、経路の無駄を省けば、全地上ターゲットの銃撃破壊も容易でしょう。
それにしても、気化爆弾が魅力のYA-10Bなのに、それを封印してプレイするとは……。
MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』 §
YA-10B×4
最初は気化爆弾封印でやろうかと思いましたが、リムファクシにあっさり撃墜されて断念。低速の機体で対空兵器群の相手をするのは難しいです。
結局、最初のリムファクシ浮上時に6発の気化爆弾をたたき込んで「4機相手に……釣り合わない」と言わせ、その後も一気にたたみかけて迅速にリムファクシを撃沈。簡単すぎて涙が出ます。
MISSION 14『零下の檻』 §
YA-10B×4
ミッション開始直後に、収容所周辺の対空兵器がありそうな場所に気化爆弾を盛大に投下。しかし、どうもそれは意味がないようです。MISSION UPDATE後にしっかり全ての対空兵器が出現しました。ただ、後からロックオン可能になる収容所周辺の対空兵器群は、どうやらMISSION UPDATE後に落とした気化爆弾で殲滅してしまったらしく、1つも出現しませんでした。そのせいか、通信の台詞がごっそりと抜け落ちて、台詞が空白の時間がかなりありました。
遊んでいたせいか、はたまたYA-10Bが遅いせいか、RANKはAにしかなりませんでした。
MISSION 15『凍土からの救難信号』 §
YA-10B×3
こんなにきついミッションとは思わなかった! 敵機にまとわりつかれて、なかなか前に進めません。ナガセ発見前に落とされてリトライ。
次はできるだけ迅速に前進してナガセを発見。しかし、シーゴブリンを落とされてリトライ。
3度目の正直。ナガセ捜索中は適当に空戦をして敵機を減らしておきました。ナガセ発見位置は、なんとマップ下部近く。シーゴブリンの位置は作戦エリア外で、シーゴブリンを狙う対空車両のかなりの数が作戦エリア外にありました。もうやけくそで、作戦エリアに近い対空車両には遠距離から気化爆弾を投げて破壊してやりました。このケースに限っては、気化爆弾を封印してはクリアできない可能性があります。
そして、何とかミッションをクリア。RANK Bでした。
MISSION 16A『砂漠の矢』 §
YA-10B×4
常識的に、対地攻撃が得意なYA-10Bならコインの裏を選ぶところですが、あえて不得手な表を選択。
あれっ。X-45が変なところに出た。最初のFLAK GUNのやや北西(マップ左上)。味方機甲部隊の近くではない!
B-52を銃撃だけで落として、さて、下に見えるバルカンを落とそうと機種を下げたらB-52の残骸と激突……。YA-10Bの機銃は下にオフセットされているから、機種を下げると衝突コースだと言うことを失念していた!
やり直してクリア。
地上ターゲットは気化爆弾で一気に殲滅。
通常ミサイル節約ため&通常ミサイル切れの後、銃撃も大活躍。B-52等の大型機はほぼ機銃だけで撃墜。(しかし、バルカン1機は真っ赤にした状態で取り逃がした……)
ミッション終了時、残弾は機銃382、通常ミサイル0、気化爆弾0。
RANK S、TIME 17'35"、TOTAL POINTS 29595でした。
MISSION 17『JOURNEY HOME』 §
YA-10B×4
チョッパー墜落時に全機撃墜できず。
もちろん、とっくにミサイル切れ。
チョッパー墜落後は、執念でイエローのSU-27(黄色中隊という意味ではなく、レーダーで黄色の表示という意味)を銃撃だけで落としましたが、やはり敵が多いミッションだけに、特殊兵装が対空ではない分だけ不利な感じです。
という感想には、既にATTACKERは空戦できなくて当たり前という常識が微塵も感じられませんね。はい、YA-10Bでの空戦は、さほど悪くないと思います。
MISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』(制限プレイ) §
YA-10B×3
また制限プレイ。
気化爆弾があれば楽勝のミッションではありますが、あえて気化爆弾封印(自機僚機とも)でやってみました。しかし、この低空低速の銃撃能力の高さがあれば、気化爆弾が無くても楽勝ですね。
まあ、2回ほど敵の機銃弾を食らいましたが、問題はその程度です。
MISSION 18+『8492』 §
YA-10B×3
結局逃げないで空戦。1回落とされてリトライしてから調子を掴みました。
ネームド機以外は全機撃墜。
ちなみに、ネームド機を目の前に捉えてロックオンした瞬間に僚機が最後のSU-47を撃墜してミッションクリアしてしまいました。ネームド機撃墜は十分に可能だったと思います。
余談ですが、たまたまリプレイを見ていて格好良さにびっくり。自機はくるくる良くまわるし、至近距離に敵機が見えるシーンも珍しくありません。思わず一言。「格好いいとは、こういうことさ」
MISSION 20『古城の幽閉者』 §
F-35C×2+F-14D×2
気を抜いて始めた古城に激突。リトライ。
最近、高速で巡回しつつ、通常ミサイル+銃撃の高速突っ込みで2両単位で出てくる敵車両を殲滅する戦法を体得しつつあります。それに加え、実はF-35C+F-14D×3よりも、F-35C×2+F-14D×2の方が具合が良いらしいということも分かってきました。
MISSION 21『孤空からの眼差し』 §
YA-10B
実は、レーダー監視網を抜ける経路はもう1つあるはずだと前々から思っていました。
YA-10Bは遅いので、タイムトライアルも面白くないと思い、新ルートの探索に出ました。
実際にためしてみると、確かにありました。二股に分かれた川のもう1本の川沿いにもレーダーに引っかからずに飛べる経路があります。
新経路をゆっくり飛んだためか、RANK Aでクリア。
MISSION 22『封印』(制限プレイ) §
YA-10B×4
いつも同じパターンでは面白くないので、今回は機銃封印で全地上ターゲット撃破を狙いました。僚機の指示に制限は無し。
結果、残弾は機銃800、通常ミサイル6、気化爆弾0で、全地上ターゲット撃破完了。
気化爆弾が強すぎて、あまり制限したという実感が沸きませんでした。とはいえ、残弾を見る限り、さほど余裕があるわけでもありません。
MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』(制限プレイ) §
YA-10B×4
今回の目玉は、気化爆弾によるヘリ撃墜のチャレンジです。
MISSION UPDATEまでは通常ミサイル封印(全て機銃と気化爆弾でけりをつける)という制約を課してプレイ開始。
しかし、やはり無理が多いプレイなのか、何回かMISSION UPDATE前に落とされてリトライ。
気化爆弾は、十分に空を飛んでいるヘリを撃墜するために使用できます。それどころか、上手くやればオヴニルも落とせる可能性があります。
さて、ヘリ撃墜はかなりの確率で成功。残った最後の1発をすれ違いざまに地面に叩き付けたらオヴニルにも当たりました。詳しくはMISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』にてYA-10BのFAEBを用いてヘリを撃墜する方法にまとめました。
ちなみに、対オヴニル戦では、速度に乗るまでが時間が掛かりすぎるというYA-10Bの弱点が痛いほど実感できました。
MISSION 24『白い鳥II』 §
YA-10B×4
これはきつい。
何回もリトライさせられても、まだクリアできません。
最初にやった気化爆弾によるアークバード攻撃というお遊び(結局、上手く行かなかった)を除外しても、きつすぎます。
これは、楽しい宿題ということで、明日にしよう……。
そして、明日。
1回目。アークバードが作戦エリア外を南下してくれて、なかなか攻撃できず。結局、MISSION ACOMPLISHEDが出た直後に作戦エリア外に出てミッション失敗扱い。
腹側のブースター破壊に手間取るとこうなるという教訓だったので、2回目はLAUNCHER1つとLASERを破壊した後は、無理に残りのLAUNCHERを攻撃に行かず、腹側のブースター出現を待って集中攻撃。その後も、スムーズに進めて、たまにハラハラしたもののRANK Bでクリア完了。
ハラハラというのは、アークバードへの空中衝突の可能性です。それはどういうことかというと。YA-10Bでのアークバード攻撃のポイントは、速度コントロールだと思いました。全速では追い越し、かといってR1ボタンを離すと致命的にアークバードに置いて行かれて追いつけなくなります。そのため、R1ボタンを断続的に押し込んで速度を調整する必要が生じます。しかし、それは単調ではいけません。アークバードも速度を変えるためです。アークバードを見ながら速度調整をしなければなりません。が、UAVや上部レーザーからの攻撃を避けるために左右に回避機動を行うとアークバードが視界から消えることがあります。この状況でもアークバードに置いて行かれないように速度を維持してアークバードを視界に再び入れようとすると、衝突しそうな状況が発生することがあるのです。
いや本当に恐いですね。
予想外のYA-10Bの弱点でした。
MISSION 25『ハートブレイク・ワン』(制限プレイ) §
YA-10B×4
気化爆弾を使いまくって楽をしてクリアしようと思いましたよ。
でも、いざ始めると無意識的に自機は気化爆弾封印(僚機は許可。どうせ滅多に使わないから)、地上目標は銃撃のみで破壊という制限プレイに (笑。
結局、気楽に機銃を撃ちすぎて、最後のTANKのとどめだけ通常ミサイルを使う羽目に。
ちなみに、僚機は3回ぐらい気化爆弾を使いました。
これで終わりだ……と思って調子に乗って減速したら8492の攻撃を回避できなかった……。リトライ。
機銃の節約撃ちで、全ての地上目標を銃撃(と僚機の攻撃)で撃破成功。8492は2機程度自力で落としました。
ちなみに、経路選択は近・近・近。
余談: このあと、地上にいて遠くから撃ってくる奴、HOWITZERってなに?を書くための用語確認で、もう1回フリーミッションで飛びました。今度は気化爆弾使用無制限。爽快な対地攻撃。その上、8492との空戦は、本気でドッグファイトを楽しみました。YA-10Bは、ATTACKERであることを忘れてしまうような空戦が可能な機体ですね。
MISSION 26『混迷の海』 §
RAFALE M+F-14D×3
いつもF-35Cではつまらないので、RAFALE Mでも飛んでみました。
MISSION 27『ACES』 §
YA-10B×4
地上目標は気化爆弾を落としまくっておおむね撃破。
空戦もたっぷり行い、ハミルトンも自力で撃墜(厳密には落ちていませんが)。
トンネル内敵機第2グループは1機しか落とせませんでしたが、それ以上は望みすぎでしょう。
MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』 §
YA-10B×4
ベルカ飛行隊との空戦はかなり時間を食いました。当たらない通常ミサイルも大量に使う羽目になりました。でも、面白い空戦でしたね。
SOLGは(僚機の攻撃は別として)気化爆弾だけで撃破。回転する加速器までバラバラになりました。